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コラム

強い歯をつくるために何を食べるといいの?

こんにちは。
 
山口市の歯医者「てる歯科クリニック」です。
 
 
「強い歯をつくるには、やっぱり牛乳でしょ」
 
そう思っている方は多いでしょう。
 
もちろん正解ですが、強い歯をつくるためには、カルシウムを多く含む牛乳だけを飲んでいればいいわけではありません。
 
では、どのようなものを食べれば歯が強くなるのでしょう。
 
今回は、強い歯をつくるために必要な栄養素別に、ご紹介します。
 
 

強い歯をつくるために摂りたい栄養素と食材

・カルシウム
歯の表面のエナメル質を硬く丈夫にしてくれます。また、歯を支える骨を健やかに保ちます。
 
カルシウムを多く含む食品:牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品、小魚、切り干し大根・ひじき・高野豆腐などの乾物、豆腐・納豆、海藻類、キャベツ・小松菜・ブロッコリーなど
 
・リン
歯の石灰化の材料になり、歯を強くするために必要な栄養です。
 
リンを多く含む食品:お米、牛肉・豚肉、卵、海藻類など
 
・タンパク質
歯の基礎となる象牙質をつくるだけでなく、歯ぐきをよい状態にしてくれます。
 
タンパク質を多く含む食品:肉類、魚介類、大豆、卵、牛乳など
 
・ビタミンA
歯のエナメル質を強化してくれます。
 
ビタミンAを多く含む食品:豚肉・レバー、ほうれん草・かぼちゃ・にんじん、うなぎ、のり・わかめなどの海藻類など
 
・ビタミンC
歯の象牙質の土台となります。
 
ビタミンCを多く含む食品:小松菜・ほうれん草・ピーマン・ブロッコリーなどの野菜、みかん・いちご・キウイフルーツなどのくだもの、さつまいも・じゃがいも、焼きのりなど
 
・ビタミンD
カルシウムの吸収をよくしてくれたり、石灰化の調節役を担ってくれたりします。
 
ビタミンDを多く含む食品:バター、卵黄、牛乳、干しシイタケ、しめじ、さんま、鮭など
 
 

不足しがちなカルシウムは積極的に摂りましょう

カルシウムは、歯や骨を強くしたり、脳の興奮を抑えてくれたりと、身体には欠かせない栄養素。
 
ですが、日本人は慢性的なカルシウム不足といわれています。これは、和食や水に含まれるカルシウムが少ないという、日本人がおかれている環境の影響でもあります。
 
ある調査によると、日本人の1日あたりのカルシウム摂取量は約500㎎。
 
1日の推奨量は30~74歳の男性で750㎎とされていますから、明らかに足りていないといえますね。
 
強い歯をつくるためにも、カルシウムを多く含む乳製品を、積極的に摂るようにしましょう。
 
また、小魚、乾物、豆類、野菜などからもカルシウムは摂れますから、バランスよく食べることも大切です。
 
毎日の食事で強い歯をつくり、丁寧なお口ケアで歯を健康に保ち、いつまでも生き生きと過ごしましょう。