むし歯予防に有効な小児歯科の予防処置
皆さんこんにちは。
てる歯科クリニックです。
小児歯科では、歯医者さんでしか受けることができない予防歯科処置を実施しております。
「フッ素塗布」と「シーラント」と呼ばれる処置で、お子さまをむし歯菌から守る上で非常に大きな効果を発揮してくれます。
今回はそんなフッ素塗布とシーラントについてわかりやすく解説します。
皆さんも普段お使いの歯磨き粉にもフッ素が配合されていますよね。
フッ素には、むし歯を予防する効果が期待できますので、積極的に活用することをおすすめします。
具体的には、「歯の再石灰化を促す」「歯を強くする」「むし歯菌の活動を抑える」働きがあります。
とくに、歯医者さんで受けることができる「フッ化物の歯面塗布」のジェルは、歯磨き粉に含まれるフッ素の10倍程度の濃度がありますので、その分、3つの予防効果も高くなっています。
フッ素塗布の手順はいたってシンプルです。歯の表面を軽くお掃除して、フッ素の浸透を良くします。
そこにフッ素ジェルを塗るだけなので、お子さまが不快な思いや痛い思いをすることもありません。
フッ素を塗布した後は、30分くらい飲食を控えるようにしてください。
シーラントとは、奥歯の溝をペースト状のレジンで埋める処置法です。
光を照射すると、硬くなります。その結果、奥歯に食べかすや歯垢がたまりにくくなることで、むし歯予防に寄与します。
こちらも手順は簡単で、痛みや不快感を伴いません。施術もあっという間に終わるので、歯科治療が苦手なお子さまでも安心して受けることができますよ。
このように、当院の小児歯科では、お子さまの大切な歯をむし歯菌から守るために、2つの予防処置を実施しております。
その他、ブラッシング指導や歯のクリーニング、仕上げ磨きのアドバイスなども行っておりますので、お子さまのむし歯予防を徹底したいという親御さまは、お気軽に当院までご連絡ください。